とりあえず生成AIを使ってみたい人へ。結局どれを選べばいいの？

2025-11-092025-11-18

こんにちは、Brtipsのクリオネです。
先日、起業サポートのセミナーに参加したのですが、懇親会で「生成AI」の話題になりました。

ChatGPT、Gemini……名前はよく聞くけれど、「実際どうやって使えばいいの？」と悩んでいる人が意外と多かったんです。中には「ChatGPTを開いてみたけど、使い方が分からなくてすぐ閉じた」という声も。

AIはうまく使えば仕事を大幅に効率化できますが、やっぱり最初の一歩がいちばん難しいんですよね。
そこで今回は、
「とりあえず生成AIを試してみたいけど、どれを選べばいいのか分からない」
という人に向けて、最初の一歩となる使い方をご紹介します。

どんなAIがあるのかざっくり整理

生成AIといってもその特性よって「テキスト生成AI」「画像生成AI」「動画生成AI」「音声・音楽生成AI」などがあります。それぞれの特徴と用途は以下です。

スクロールできます

	特徴	用途
テキスト生成AI	自然言語処理（NLP）を基盤とし、人間のように会話や文章生成が可能。	文章作成、要約、翻訳、アイデア出しなど
画像生成AI	テキストから画像を自動生成する（Text-to-Image）	イラスト、ロゴ、デザイン案の生成など
動画生成AI	テキストや画像から動画を生成（Text-to-Video）	プロモーション動画、ナレーション付き映像など
音声・音楽生成AI	人間の声や楽曲を自然に再現	ナレーション、音声合成、音楽制作など

よく名前が出るChatGPTやGeminiは「テキストを作るタイプのAI（テキスト生成AI）」に入ります。
その中でも、代表的なものは次の4つです。

スクロールできます

生成AI（提供元）	特徴	向いている人
ChatGPT（OpenAI）	バランスが良く、文章・アイデア・相談なんでもOK	会話や相談をしたい人
Claude（Anthropic）	長文や資料を読むのが得意。論理的で優しい口調	文章やPDFをまとめたい人
Gemini（Google）	Google検索と連携。情報収集に強い	最新情報を調べたい人
Copilot（Microsoft）	WordやExcelに統合。仕事の効率化が得意	仕事の中でAIを使いたい人

とりあえず使うならChatGPTがおすすめ

いきなり結論ですが、最初に触るならChatGPTが一番おすすめです。
理由は3つあります。

会話ベースで使いやすい

まず、ChatGPTはアカウント登録不要でそのままWebで使えます。
そして、「今日の夕飯どうしよう？」でも「英語のメールを直して」でもちゃんと返してくれます。
雑談OK、仕事OK。AIとの付き合い方が自然に身につきます。

教え方が優しい

ChatGPTは会話の“文脈”をつかむのが上手です。
質問がざっくりしていても、勝手に整理してくれます。
他のAIだと「もう少し詳しく教えてください」と返されることもありますが、ChatGPTは“察して”くれる感じです。

応用の幅が広い

少し本格的に使いたくなった場合でも、
ChatGPTであれば、ブログ記事、キャッチコピー、コード補助、画像生成まで全部こなせます。
有料版を利用すれば、高度な推論や動画作成など、さらに色々なことができるようになります。

目的が見えてきたら次のステップへ

ChatGPTを使って「AIってこういうものか」が分かってきたら、
目的別で他のAIも試していくと、より作業効率がUPします！

Copilot：仕事に組み込むならこれ

CoplitはMicrosoft 365のWordやExcel、Outlookに埋め込まれていて、
「この表をグラフにして」「この文書の要約を作って」と話しかけるだけで作業してくれます。
まさに“AI秘書”と言えますね。
ChatGPTで慣れた人が次に触るにはぴったりの実用型AIです。
※Copilotは管理者によって利用が制限されている場合があります

Canva：無料で使えるオンライン画像生成AI

Canva（キャンバ）は、デザイン初心者でも使えるオンラインデザインツールです。
ドラッグ＆ドロップでチラシ・SNS画像・プレゼン資料などを簡単に作成できます。
無料プランでも豊富なテンプレートや素材が使えるのが魅力です。
※無料プランだと、AI画像生成が月50回まで、AI動画生成が月5回までという回数制限があります