こんにちは、Brtipsのクリオネです。
WordPressで記事を書こうとすると、最初にぶつかる壁が 「構成がまとまらない」 ではないでしょうか。
- どこから書けばいいかわからない
- H2/H3の切り方が難しい(そもそもH2/H3の役割ってなんだ??)
- 書きながら迷って記事がブレてしまう
私自身も長年ブログに挑戦してきましたが、構成作成が一番エネルギーを使う作業でした。
そして、何度も挫折を味わいました(笑)
ですが、ChatGPTを活用するようになってからは構成作成が 最短10分 で終わるようになりました。
この記事では、初心者でも使える
「ChatGPT × WordPress」構成生成の完全手順とプロンプトを紹介します。
なぜ“記事構成”はChatGPTに任せるべきなのか
記事構成は、ブログのクオリティを左右する最重要パートです。
ChatGPTが構成に向いている理由は以下の3つがあげられます。
- 検索意図に合わせた見出しが作れる
- 抜け漏れのない“網羅的な構成”が作れる
- 初心者でも整ったH2/H3構造になる
①検索意図に合わせた見出しが作れる
記事構成でもっとも大事なのは “読者が何を求めて検索したか” を理解することです。
ChatGPTにキーワードを与えると、
「そのテーマで検索する人は、どんな課題を抱えているのか」
「どんな順番で情報を知りたいのか」
といった検索意図を分析し、それに沿った見出しを作ってくれます。
そのため、書き始めてから迷うことがほとんどなくなります。
②抜け漏れのない網羅的な構成が作れる
人間だけで構成を組むと、どうしても視点が偏りがちです。
自分では気づかない「書くべきポイント」が抜けることもよくあります。
ChatGPTに構成を作らせると、
関連テーマ・補足的な情報・前提知識などを広く拾い上げ、
“漏れのないベース構成” を作ってくれます。
これはブログ初心者だけでなく、経験者にとっても大きなメリットです。
③初心者でも整ったH2/H3構造になる
ChatGPTは、
“章(H2)→ 詳細(H3)” という構造を理解したうえで
見出しを生成できます。
そのため、意識せずに
- 文章の流れが整理される
- 書きながら迷わなくなる
- WordPress(特にSWELL)で装飾しやすくなる
という構文で記事を作成することができ、
H2/H3の使い方にまだ慣れていない方でも、しっかり構造化された記事を作成できます。
※ SWELLはH2/H3の構造に沿った装飾がしやすいテーマなので、
ChatGPTで作った整った構成と相性が良いです。
キーワードから記事構成を作る(基本形プロンプト)

では、具体的にどのように記事構成を作っていけばよいのでしょうか。
ChatGPTを使う場合は、まず「メインキーワード」を一つ決めるところから始まります。
メインキーワードとは、たとえば、
- 「wordpress chatgpt 連携」
- 「swell 使い方 初心者」
- 「chatgpt ブログ 構成」
といった、検索者のニーズがはっきりしているキーワードです。
こうした“軸となるキーワード”を設定することで、
ChatGPTに渡す指示が明確になり、記事構成もぐっと作りやすくなります。
そして、キーワードが決まったら、
次はそれをもとに 実際の構成案をChatGPTに作ってもらう段階 へ進みます。
ここからは、そのままコピーして使える 構成生成プロンプト を紹介します。
構成生成プロンプト例
以下のキーワードで記事を書きたいです。
検索する人が知りたいことを整理しながら、記事の「大まかな章」と「章の中の小さな項目」をわかりやすく整理して構成を作ってください。
【条件】
・章は4〜6個程度にまとめる
・各章には3〜4個の小項目を入れる
・読みやすい流れになるよう並べる
・初心者でも理解できるよう簡潔に
【キーワード】
(ここにキーワード)
このプロンプトは次のような3段階で組み立てられています。
①「目的」を先に示す(ChatGPTに“何を作るか”を理解させる)
以下のキーワードで記事を書きたいです。
ChatGPTは「このキーワードの記事を作る」と目的を理解します。
AIは“ゴールが先に示される”と精度が一気に上がります。
②「形式」をわかりやすく指定する(見出し構成の土台を作る)
記事の「大まかな章」と「章の中の小さな項目」をわかりやすく整理して構成を作ってください。
このプロンプトでは、H2やH3といった専門用語を使わず、
「大まかな章」と「章の中の小さな項目」という日本語だけで構成を指定しています。
こうした“意味での指示”はChatGPTが理解しやすく、
結果として 大きな見出しと補足説明のような階層構造(=H2/H3相当) が自然に整います。
つまり、初心者でもタグを意識せずに
SEOに必要な“見出しの流れ”を作れる というわけです。
③「条件」を与えて“意図どおりの出力”に誘導する
【条件】
・章は4〜6個程度にまとめる
・各章には3〜4個の小項目を入れる
・読みやすい流れになるよう並べる
・初心者でも理解できるよう簡潔に
構成の質を安定させるために、いくつか条件も加えています。
こうした条件を添えることで、ChatGPTの迷いが減り、過不足のない、読みやすい構成 が作られます。
④ 最後にキーワードを置く(ChatGPTの“注目度”を最大化)
【キーワード】
(ここにキーワード)
ChatGPTはプロンプト全体を参照して構成を作りますが、重要な情報を「最後にまとめて伝える」ことで、
モデルが “何を中心に構成を作ればいいか” を理解しやすくなります。
その結果、キーワードに沿った記事構成が安定して生成されるようになります。
ChatGPTで作った構成をWordPressに反映する際のポイント

ChatGPTで作成した構成は、そのままWordPressに貼り付けて使えますが、
どんなテーマを使うかによって、記事の完成度やSEOの伸び方が大きく変わります。
テーマによって、
- ページの読み込み速度
- HTMLの構造(検索エンジンの理解しやすさ)
- 装飾ブロックの使いやすさ
といった要素が異なるため、同じ文章でも“読者にとっての読みやすさ”と“検索評価”に差が出るからです。
私は普段SWELLを使っていますが、高速表示・構造化データ対応・装飾の使いやすさなど、
ChatGPTが作った「章と小項目」の構成をそのまま読みやすい記事へ落とし込みやすい のが特に気に入っています。
実例|この記事もChatGPTで構成を生成しました
実際に私が使っている構成生成プロセス
私が記事構成を作るときは、ChatGPTに作成を任せながら、
段階的にやり取りしながら精度を上げていく方法を取っています。
流れは次のとおりです。
- キーワードを決める
- 構成生成プロンプトを入力する
- ChatGPTとやり取りしながら、大見出しごとに調整する
- 調整した内容で、全体構成を再出力する
- WordPress(SWELL)に貼り付けて、細かい調整を行う
①キーワードを決める
まずは、この記事で狙うキーワードを1つ決めます。
検索者が「何を知りたくて検索するのか」を意識し、
できるだけテーマがブレないキーワードを選びます。
②構成生成プロンプトを入力する(ざっくりでOK)
次に、構成生成用のプロンプトを入力します。
この時点では、100文字程度のざっくりした指示で問題ありません。
細かく作り込むよりも、「まずは全体像を出してもらう」ことを重視しています。
③ChatGPTとやり取りしながら、大見出しごとに調整する
最初に出てきた構成をそのまま使うことはほとんどありません。大見出し(H2)ごとに、
- この章で伝えたいことは合っているか
- 逆に不要な章はないか
- もう少し噛み砕いた方がよい部分はないか
といった点を見ながら、ChatGPTとやり取りして調整します。
④調整した内容で、全体構成を再出力する
各見出しの方向性が固まったら、
その内容を反映した形で 構成全体をもう一度出力 させます。
この段階で、「そのまま記事に使える構成」になることがほとんどです。
⑤WordPress(SWELL)に貼り付けて、細かい調整を行う
最後に、完成した構成をWordPressに貼り付けます。
私はSWELLを使っているので、
- 見出しのバランス
- 箇条書きや装飾の入れどころ
- 読んだときのテンポ
などを見ながら、細かい部分だけ人の手で整えます。
ChatGPTを利用することで、以前と比べて、
作業時間は1/3+記事の品質は3倍以上になっていると思いますので、
10倍くらい記事が書きやすくなっていると感じています。
構成生成でつまずきやすいポイント(うまく進めるコツ)

ChatGPTで構成を作るとき、少しやり方を間違えると
「思った構成にならない」「逆に時間がかかる」ことがあります。
私自身が試行錯誤して気づいたポイントをまとめます。
最初からプロンプトを作り込みすぎない
最初の指示を細かく書きすぎると、時間をかけたにもかかわらず
ChatGPTが全体像を出しにくくなり、構成が不自然になることがあります。
まずは ざっくり全体構成を出す → あとから調整、という流れのほうが結果的に早く、精度も上がります。
2.最初に出た構成をそのまま使わない
1回目に出力された構成は、あくまで「たたき台」です。
そのまま使うのではなく、
- この章は本当に必要か
- 順番は自然か
- もう少し噛み砕いたほうがよくないか
といった視点で見直し、ChatGPTとやり取りしながら整えます。
3.ChatGPTの出力を“正解”だと思い込まない
ChatGPTはあくまで補助ツールです。
検索意図や読者像を最終的に判断するのは人間側になります。
また、AI特有のハルシネーション(幻覚)を含んでいるかもしれません。
「自分がこの記事で何を伝えたいのか」を軸に、調整役として使う という意識が大切です。
まとめ|構成はChatGPTに任せて、人は調整に集中する
記事構成は、ChatGPTを使えばゼロから考える必要はほとんどありません。
- キーワードを決める
- ざっくり構成を出す
- やり取りしながら整える
- WordPressで仕上げる
この流れを作ってしまえば、「構成で悩んで手が止まる時間」は大きく減ります。
私自身、構成作成にかかる時間は体感で大幅に短縮され、記事を書く作業そのものに集中できるようになりました。
時間のない皆さんは、是非一度GhatGPTを利用してみてください。
