こんにちは、Brtipsのクリオネです。
ブログは守りも大切ですが、多くの人に記事を読んでもらうためには攻めのも大切です。
ブログの攻めといえば、もちろんSEO対策ですよね。
どんなに良い記事も検索に届きにくくなってしまいます。
SEO対策は難しそうに見えますが、実は最初にやるべき設定を押さえるだけで大きな差がつきます。
この記事では、WordPress初心者がまず行うべきSEOの基本設定を、エックスサーバー環境を前提に紹介します。
SEO対策は“記事を書く前”に始まっている
多くの人がSEO対策=キーワード選定やタイトル付けと思いがちですが、実はその前にやるべきことがあります。
それは「Googleが正しくサイトを理解できるように整えること」です。
WordPressは便利な反面、初期状態ではSEOに最適化されていません。
だからこそ、内部設定の最適化がSEOの第一歩になります。
検索エンジンにサイトを正しく認識させる
検索エンジンがインデックスする設定になっているか
最初に確認すべきは「検索エンジンがサイトをクロールできているか(インデックスされる設定になっているか)」です。
エックスサーバーの場合は元々チェックが入っていないと思うのですが、知識として知っておいた方がいいので、WordPressの管理画面で、
[設定]→[表示設定]→“検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする”
にチェックが入っていないかを確認しましょう。
この項目がONのままだと、いつまでも検索結果に表示されません。

記事のURLは分かりやすいか
記事のURLで大切なことは、検索エンジンと読者の両方にとってわかりやすい構造を作ることです。
このURLはパーマリンクと呼ばれていて、サイトの各ページの恒久的(Permanent)なURLを指します。
WordPressの初期設定だと「日付と投稿名」になっていると思いますが、日付が入っていてわかりにくいURLになってしまうため、「投稿名」のみに設定変更するのが一般的です。
そのため、[設定]→[パーマリンク]でパーマリンク設定を「投稿名」に変更します。

SNS・スマホ・高速化対応などの細かな対策
サイト全体に関わる最低限の対応が終わったら、細かな対応に進みます。
ざっと調べた感じだと、以下のようなことをやっておくと良さそうです。
- OGP・・・SNSシェア時の画像やタイトル表示
- パンくずリスト構造化・・・Googleが理解しやすい構造化データ対応
- canonicalタグ・・・重複コンテンツと誤認されない対策
- モバイル最適化・・・スマホ表示対策
- サイトマップ対応・・・クローラのサイト構造理解補助
これらは個別で対応していくのはとても大変なので、テーマやプラグインの力に任せますw
様々なテーマがありますが、私は今後の拡張性と見栄えの好みでSWELLを使うことにしました。
(CocoonからSWELLに移行したという記事をたくさん見つけたので、それなら最初から入れようかなと^^;)
| Cocoon | SWELL | XWRITE | |
|---|---|---|---|
| 価格 | 無料 | 買い切り:17,600円 | 買い切り:19,800円 |
| エックスサーバー 割引価格 | – | 買い切り:16,720円 | 買い切り:15,840円 |
| 初心者向けか | 無料で試せる 日本語情報豊富 | 有料だが設計が初心者向け | 有料だが設計が初心者向け |
| 速度・パフォーマンス | 高速化機能あり | テーマ設計から速度重視 | 軽量・高速を謳っている |
| SEO対応・機能性 | SEO基本機能あり プラグイン削減可能 | 装飾・SEO・速度・使いやすさ のバランスが高評価 | ブロック・装飾機能が充実 SEOに特化した情報は少なめ |
ちなみにSWELLですが、
SWELL本体には、ogpタグなどのmetaタグを生成・出力する機能がありませんので、metaタグを設定できるプラグインは必須です。
https://swell-theme.com/basic-setting/4688/
とのことなので、記事に従って「SEO SIMPLE PACK」をインストールします^^
[プラグイン]→[プラグインを追加]→[SEO SIMPLE PACKを検索]→[今すぐインストールをクリック]です。

[インストール済みのプラグイン]で有効化(プラグイン名の下の表示が無効化)になっていればOKです。

まとめ
SEO対策というと難しく感じるかもしれませんが、
最初に設定しておくべきポイントは次の4つです:
- 検索エンジンに正しくクロールさせる
- XMLサイトマップを送信する
- パーマリンクを「投稿名」にする
- タイトル・メタ情報を最適化する
この4つを整えるだけで、検索に強いサイトの基盤ができます。
記事を書く前にしっかり“攻めの準備”を整え、SEOのスタートラインに立ちましょう。